2019年のクリスマスシーズンにシカゴへ行くことになりました。シカゴに行くのは3度目。長時間フライトも慣れてきたので今回は機内食を変更してみることにしました。これには理由があります。前回、機内の後部座席に座っていた時にANAの客室乗務員の方から「洋食が無くなったので和食になります」と言われ、希望していない和食になってしまったこと。しかも、帰りの飛行機でも後部座席に座っていて「洋食が少なくなったので和食にしてもらえますか?」と言われ、かなり気分を悪くした思い出があるからです。行きはともかく、帰りは「え?」という感じです。そんな悲しいことがあったので、今回は特別機内食を選んでみました。
ANA特別機内食「グルテンフリーミール」(GFML) ~出発
2019年12月の成田(NRT)→シカゴ(ORD)
メインのチキンや人参はあまり味付けがなく健康志向な方向けです。サラダのドレッシングはノンオイルの減塩フレンチでこれまたヘルシー。パンは米粉のバリアフリーパンで、世界初アレルゲン対応のANAオリジナルです。
食感はすこししっとりしていて、お菓子のような甘みがあります。原材料も体に良さそうですね。
ちなみに隣に座っている旦那は普通の機内食でした。こうして見るとグルテンフリーミールがダイエット食といわれるのも納得です。
ANA特別機内食「グルテンフリーミール」(GFML) ~到着前
シカゴ到着前のグルテンフリーミールはこちら。
こちらもヘルシーで健康的な食事。普通の機内食にもフルーツとヨーグルトがついていましたが、ヨーグルトは加糖だったりとちょっと内容は違っていました。
インターネットでグルテンフリーミールを検索すると、「ダイエットに最適」だったり「おすすめ」と紹介されています。しかし、本当にそうなのでしょうか。私はネットの情報を信じてグルテンフリーにしましたが、実際に試してみるとメリットだけではなくデメリットがあることに気づきました。
グルテンフリーミールのメリット
ダイエットに最適
普通の機内食と比べて味付けからなにからヘルシーです。カロリーの高いものが一切無いので安心して食べられます。
他よりも優先して食事が届く
普通の機内食が先頭から提供される中、特別機内食を希望した方は優先して届けられます。その為、まだかまだかとみんなが待っている間に食事をとることができます。
グルテンフリーミールのデメリット
ビールが飲めない
グルテンフリーなので、小麦などグルテンが含まれる飲み物は提供されません。普段ビールを飲んでいると言っても、グルテンフリーミールを選んでいるのでダメだと断られてしまいました。ではアルコールは何が飲めるのか。客室乗務員に聞いてみると、スパークリングワイン、赤ワイン、白ワインだけでした。ビール党の方はグルテンフリーミールは選ばないほうが良いです。
お菓子、デザート系がもらえない
グルテンフリーを選ぶと、到着してすぐのお菓子、食後のアイス(ハーゲンダッツ)がもらえません。お菓子はともかく、アイスもグルテンが関係しているのでしょうか。。
まとめ
ANA機内食のグルテンフリーミールは「ヘルシーな食事」「ビールNG」「お菓子とアイスNG」な健康志向のダイエッター向けでした。メリットは大きいけれど、デメリットもなかなか大きいので安易に選ばないほうが良さそうです。