日本人同士が結婚する場合、夫または妻がどちらかの苗字に変更しなくてはいけません。これは日本の法律上のルールで、ほとんど女性は男性の苗字に変更しているようですが、女性の社会進出に伴い夫婦別姓を希望する声が多く挙がっています。結婚しても苗字を変えたくない場合は、ブロガーのはあちゅうさんとAV男優のしみけんさんが選んだ事実婚、または国際結婚を選ぶしかありません。……そう、
国際結婚は苗字を変えないという選択ができるのです!
そのため、私が父に結婚報告をしたところ「名前を変えないでくれ」と言われました。名前を変えなければ相続関連がスムーズにいくから……ということでしたが、そんなことよりも愛する彼と同じ苗字を名乗りたい!! 彼も父と同じ意見で名字はそのままにしてほしいと懇願されましたが、最後の最後で私は苗字を変える手続きをしました。
外国人と結婚して苗字を変えたときのメリットとデメリットは、ほとんどが日本人同士の結婚と同じです。しかし、メリットのほうが大きいです!それは何なのかまとめてみました☆
外国人と結婚をして苗字を変えた時のメリット
他の人と名前がかぶらない
私の旧姓はよくある名前でした。病院や飲食店で苗字を呼ばれたときに返事をするとほかの人だったりとかなり恥ずかしい思いをすることが多かったです。しかし、外国人と結婚をして苗字がカタカナになったことで、名前を呼ばれても他の人と間違えることがなくなりました。
話のネタになる
名前がカタカナにになるとまわりの人が興味を持ってくれて色々と聞いてくれます。私は免許証の名義変更をする時に警察官から聞かれましたが、職場や同窓会などでも話のネタになります。
名前を憶えてもらえる
カタカナの名前は印象に残りやすく割と覚えてもらえます。会社員の方で新姓の名刺を使うのであれば、それだけでインパクトがあります。
外国人と結婚をして苗字を変えた時のデメリット
身分証明書や銀行口座などの名義変更が面倒!
苗字が変わると身分証明書などの名義変更が必要です。
運転免許証
本籍記載の住民票(原本)と免許証が必要。警察署(平日のみ)、運転免許更新センター・運転免許試験場(平日、土日も可)で手続きをします。
パスポート
申請日前6カ月以内に発行された戸籍抄本または戸籍謄本(原本)、パスポート用の写真、有効なパスポート、一般旅券発給申請書(旅券課窓口でもらえます)、配偶者のパスポート又は外国政府発行の婚姻証明書等(国際結婚の場合のみ、姓の綴り確認のために必要)、手数料6,000円が必要。窓口の受付時間は地域にもよりますが、東京の場合は月~水曜日が9時~19時、木・金が9時~17時です。
健康保険証
会社員は会社に、自営業の方は役所に届出します。
マイナンバーカード
マイナンバーカードを持って役所に届出します。
クレジットカード
電話またはインターネットで手続きをします。
銀行口座
キャッシュカード、通帳、銀行印、住民票を持参して銀行窓口で手続きをします。
生命保険や傷害保険
保険会社または保険担当員に連絡をして手続きをします。
賃貸契約
管理会社に連絡をして手続きをします。
ガス、水道、電気の契約
各お客様センターに連絡をして手続きをします。
電話をして名前を聞かれた時に聞き返される
電話をして名前を聞かれたときに「〇〇〇です」と言ったら、「〇〇〇のどなた様でしょうか?」と聞かれることが多いです。カタカナの名前なので会社名だと思われてしまうことが多く、電話口の方が???となった場合は、「カタカナの名前なんですよぉ~」と説明しています。
名前からインターネット上で特定されやすい
インターネット上で自分の名前を検索すると、珍しい名前でない限り同姓同名の方がヒットします。それがカタカナの苗字になると自分しかいません。そのため、こっそりと本名でやっているSNSなどが特定されやすくなります。
いかがでしょうか。デメリットに挙げた“名義変更の手続き”は、結婚をして苗字が変わった方すべてに該当します。こうしてまとめてみるとメリットのほうが大きく感じますが、私の場合は“他の人と名前がかぶらない”ことが一番良かったと思っています☆