日本の伝統的な床材といえば畳です。畳は外国人にも人気で日本文化に欠かせません。天然イグサで作られた畳は優れた吸放出性と高い保温性があり、日本の気候に最適といわれています。歩くとふかふかした弾力性や、リラックス効果がある香りはイ草ならではです。しかし、そんなイグサの畳にもデメリットがあります。今回は、樹脂素材でできたセキスイ畳と比較してみました。
イグサの畳と樹脂の畳の違い
イグサの畳
イグサの畳は何といってもリラックス効果が抜群に良いです。ふかふかした畳の上に寝転び、イグサ独特の香りを楽しめます。遮音効果もあるので多少暴れても下に響きづらく安心です。また、夏は涼しく冬は温かいので快適に過ごせます。
樹脂の畳
樹脂の畳は抗菌に特化しています。ダニやカビに強いので湿度が高くても心配ありません。イグサに比べて水に強く、耐久性が高いので飲み物をこぼして汚れがついてしまっても拭くだけきれいになります。また、色あせしにくく、毛羽立ちにくいので入れ替えの回数を減らせます。
セキスイ畳「MIGUSA」を見にショールームへ行ってきた
樹脂素材の畳はどういったものなのか、セキスイ畳「MIGUSA]を見にショールームに行ってきました。東京のショールームはJR秋葉原より徒歩8分の場所にあります。インターネット上で予約になります。
TEL:03-6837-0305(予約専用ダイヤル)
住所:東京都千代田区神田和泉町1番地 住友商事神田和泉町ビル4階
開館時間:月~金/10:00~12:00・13:00~17:00
休館日:土日祝、夏期、大型連休、年末年始の休業日
※土曜日も開館している日があるのでインターネットでご確認ください
公式サイト:https://www.sekisuimigusa.jp/index.html
MIGUSAの特徴
MIGUSA畳表の樹脂素材(ポリプロピレン)には、細菌の増殖を抑制するガラス系抗菌剤が配合されています。ダニやカビが発生しにくいので健康的で安心です。シックハウス症候群の原因のひとつとされ、室内汚染物質として問題視されているホルムアルデヒドの物質を放出しません。
イグサのようなふかふかさはありませんが、滑りにくくある程度のクッション性もあるのでお子様や高齢者の方も安心です。色あせがなく、水や汚れに強いことから公共施設や商業施設などで利用されていることが多い畳です。
豊富なデザインとカラーバリエーション
伝統食からモダン色まで豊かな色彩とオリジナリティあふれる織柄があります。また、フロア畳(置き畳)とシステム畳(敷込規格畳)の2種類があります。
畳の張替えはあいみつで業者を選ぼう
畳を張替えることになったらあいみつで業者を選びましょう。おおよその金額は、くらしのマーケットに表示されているので参考にしてみてください。